鶴の恩返しならぬ「蟹の恩返し」の説話がある寺 蟹満寺
今日はガイドブックには載らない、ちょっと変わった面白いお寺をご紹介🎶
蟹の恩返し知っていますか?
簡単に説明すると
今昔物語集の中に
「捕まえられた蟹を助けたら、
自分が蛇に襲われそうになった時、
蟹が命を犠牲にして助けてくれた」
という話です。
その助けてくれた蟹を弔うためにお堂を立てたというのが蟹満寺に残る話です。
境内は蟹がたくさん
本物の蟹ではありませんが
各所に取り入れられた蟹を見つけるのも楽しみの一つです。
ディズニーランドでいう隠れミッキーみたいなもの。隠れ蟹を探せ!!と発見していきましょう。
国宝・白鳳時代の仏像に会える
この時代の仏像が残っているのは非常に珍しいものです。
木造ではなく金銅製の作りです。
黒っぽくツヤのある仏像さん。木造作りとはまた違う雰囲気を見ていただけます。
この時代の仏像さんはちょっと外国人顔なんですが
蟹満寺の仏像さんは比較的、日本人っぽい雰囲気です。
法隆寺の仏像さん達と比べると、どこか馴染みのあるお顔をしていらっしゃいます。
蟹満寺の方が庶民には愛される顔じゃないかなと。
↑この本に仏像が紹介されていて見に行きたくなりました。
行くのが大変な方はこちらでも楽しめます。
ゆっくりと拝観できます
あまり人が来ない(アクセスが大変)なこともあり
ゆっくりと自分のペースで拝観できます。(京都でも奈良側の方)
私が行った時は蟹の恩返しの話の音声がお堂の中で流れていて、
このお寺について説明してくれるという感じでした。
御朱印
ここでも蟹の印が押されています🦀
蟹供養
毎年4月18日に蟹供養というのが行われていてサワガニを境内で離すそう。
全国の蟹関係の会社さん(かに道楽)などが参列するんだとか。
私なんかは蟹好きで、たまに蟹を美味しく頂くからには、蟹供養に参加すべき人間ですね。
面白いお寺さんなので興味ある方は是非🎶
ツイッターはじめました。
今日は蟹満寺についてブログを書いている最中です。
— むらさきいもキャベツ (@butujyo) 2019年7月5日
白鳳時代の仏像が残っていてすごいのに、京都でもアクセスが良くないのでガイドブックに載らない・・・
面白いお寺です🎶#お寺巡り #お寺 pic.twitter.com/TPV392koLj
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