人の少ない嵐山に行こう〜奥嵐山愛宕念仏寺
日常に疲れたとき人が少ないお寺に行くのはいかがでしょうか?
心が軽くなることを祈って今日は嵐山の愛宕念仏寺を紹介します。
- 1200躰の石仏
- 石仏は全て素人が掘った
- 急な坂あります
- 珍しい三つの鐘の音を聞こう
- 静かな本堂で心を休めて
- 拝観料
- 長渕剛も来ている
- アクセス
1200躰の石仏
表情がどれも個性的で可愛い石仏(羅漢像)が貴方の心を優しくします。
日常に少し疲れた人にオススメしたいお寺です。
苔が生えてとても良い感じですが、どれも昭和に入って制作されました。
右の阿羅漢さんはトゥースしてます(オードリー春日風)
様々な像を見て発見するのも楽しみの一つです。
暑い夏の日差しも気持ちよく思える木々の木漏れ日と共にリフレッシュできます。
1200躰というだけあって境内は
こんなにもたくさんの像が並びます。
まだまだありまっせ。
この羅漢像は全て素人の参拝者が掘った
素人がこんな上手に掘っていくなんて信じられませんが、
昭和に入り廃寺となり荒れてしまっていたこのお寺を復興しようと
仏像彫刻家の西村公朝さんが住職として任命され再建に力を尽くしました。
そして「境内を石像でいっぱいにしたい」という想いに賛同した一般の参拝者が自らの手で掘ったのです。
仏師さんの教えがあったからこそ、素人もこんなに素敵に彫っていけたのでしょうね。
カラスみたいな像もありました。
急な坂、階段があります。
そんなに長くないので疲れるほどではないですが、浴衣や着物は苦しいかもしれません。
珍しい3つの鐘があります。
ゴーンゴーンゴーンと3回叩いてきました。
叩き終わった後、3つの音が反響して素敵な音になります。
その余韻にひたると、ありがたい気持ちになってきます。
本堂も静か
ぼーっと無になれる空間です。
中から外を見ると 額縁に入った絵のようです。
拝観料300円
良心的価格すぎませんか。
詳細が書いてあります。
ここにいる仏像さん達。
パンフレットを見ると、これは虚空蔵菩薩さんですね。
あとは「ふれ愛観音」という触ってもよい仏像様がいて。
目の見えない方にも仏像を触って感じていただくということで作られたそうです。
長渕剛も来ていた
ここのお寺さん。よく長渕剛さんもいらしてたようです。
ここのお寺を再建した西村公朝さんに感銘を受けて師としていたそうです。
人生に迷ったとき何かを悟りに来たり。
足を運ぶ場所があるというのは幸せなことだと思います。
長渕さんのDVDにもここのお寺で撮影されたシーンがあったりするそうで。
ファンの間では聖地なんだとかか。
阪急嵐山からバスを利用
歩くのは少し遠いのでよほど足に自信の無い方は阪急嵐山から
京都バス 清滝行き (本数少ないのでチェックして訪れてください)
愛宕寺前下車
降りたらすぐ愛宕念仏寺です。
バスで戻る場合はバスを降りたら帰りのバスを確認することを忘れずに。
愛宕念仏寺からは下って少し頑張れば嵐山観光もできます。
途中お土産やさんもありますよ。お茶出してくれるお土産店もありました。
ちなみにバスを降りると山側には一方通行のトンネル
これより先に徒歩で進むのは勇気がいります。
まぁ。行かれる方はそういないと思いますが。
このトンネルを抜けたら何があるの気にはなってきますね。笑