京都・東寺で引ける変わったおみくじ。
吉を占うはもうやめにしないか?
凶を引いたら気分はどうだい?
旅行のテンションも下がってしまうやないかーい。
ということでオススメしたいのが京都の東寺のおみくじ
愛染明王おみくじ
可愛いちりめんの小さい袋に入っています。
(この袋、ポーチに入れて置くと、出先でイヤリングやアクセサリーを取った際に入れる場所に困った時に便利です)
↑東寺についてはこちら
ありがたい言葉をいただく
キーワードとなる「文字」が書かれています。
愛。
愛という字の真ん中には心という書いてあります。
愛は真心が大切です。
「真心で愛を育てよう」
これを見てハッとしました。
ちょうど、これを引いた時「愛とはなんぞや」と考えていた時でもあります。
愛は心の問題で、自分に心があれば愛に気がつくことができるんやと。
数年前に引いたおみくじですが、今も見返して、たまにそこに心はあるかい?と自分に問いただしています。
「愛」の前のに引いた時は
「扉」でした。
あなたを訪れる人を快く招きいれなさい。
その人は幸せの扉を開けてくれるでしょう。
これもまた深い言葉が書いてありました。
その時はちょうど今までの自分から抜け出したい時期で
扉という字を見て、扉を開こうと勇気を持てたおみくじでもあります。
占うだけがおみくじじゃない
おみくじを引いたことで
自分にとって何か良いキッカケ作りになったり
これからを生きるキーワードをもらえるのもアリなんじゃないでしょうか。
引いた人の心に正解がある
その言葉を引いて「意味わかんない」で終わってしまったらそれまでです。
どう解釈するかは貴方次第ですよという、愛染明王さんの優しさなのです。
愛染明王って?
愛染明王のおみくじっていうけど
愛染明王ってなに?といいますと、とても怖いお顔をした神様です。
怖い顔をしているのに恋愛の神様なんていわれています。
怖いお顔をしているのは悩み考えている人を救おうとするお姿です。(あくまで私の解釈です)
仏教では煩悩を捨てると悟りが開かれるとされていました。
しかし東寺の密教である愛染明王は「その欲こそ」人の心を作り、考えることで悟りが開かれると考えたのです。
人々が何かにぶつかった時に、救おうとするお姿が怖いように見えますが、真剣に向き合うからこそ、そんな表情なのかなと思います。優しさだけが全てではないということだと思います。
パッと見は怖いですが、よくよく眺めていると、怖さの中に優しさも垣間見得ます。
東寺の敷地内に「観智院」という場所があり、そこに愛染明王さんはおります。
私が行った時は入れましたが、観智院は期間限定で入れるそうです。
ちなみに愛染明王さんは東寺以外でも見ることができます。比較的どこにでもいるというとアレですが・・・。
愛染明王さんを見かけた時は、私達の悩みを救ってくれようと奮闘している姿だと思って、身近に感じてみてください。
怖くないのよ。愛のある神なのだもの。
次に読んでほしい記事はこちら
京都の21日は東寺に行くべき理由 - 寺好き女子の京都移住ブログ
東寺から近いホテルはコチラ